Wednesday, December 22, 2010

Christmas Greenery / クリスマスの常緑の葉

Evergreen

コヒバ
欧米ではクリスマスの時期にモミを飾ることが多いんですが、日本ではモミが手に入らないのでヒバで部屋を飾ってみてはいかがでしょうか? やっぱり本物の常緑植物をクリスマスに飾ると違う気分になりますね。ここでちょっとクリスマスの植物について。

常緑の葉は「永遠の生命」を意味します。セイヨウヒイラギは、ゲルマン人などに信仰されていたドルイト教で、冬の間の樹木の精の避難所と考えられていました。クリスマスに飾られる常緑の葉の代表はヒイラギ。ただし、セイヨウヒイラギ(モチノキ科)です。残念ながら、園内には、在来種のヒイラギ、ヒイラギモクセイ(モクセイ科)のみが植栽されております。常緑で、葉に棘という意味では、ヒイラギナンテン(メギ科)も挙げられるかもしれません。
 
ポインセチア
・赤い色は魔除けの色ですポインセチアは赤い色に魔除けの力を期待して、この季節に飾られます。メキシコ西部原産です。
 
ヒイラギ
・キリスト教と結びついた植物がありますゲッケイジュも窓に飾られます。キリスト降臨の目印との思いが込められています。日本の門松に匹敵する発想でしょうか。西洋ヒイラギとキヅタ(フユヅタ冬蔦)が飾られることもあります。多くはリースにして玄関に飾られます。
 
クリスマス・カクタス
・クリスマスの季節に咲くことに由来する植物もありますキリスト降誕の時、プレゼントを用意できない貧しい羊飼いの娘のために、天使がキリストに捧げる花として咲かせたのがクリスマス・ローズと言われています。シャコバサボテンを英名でクリスマス・カクタスと言います。ブラジルリオデジャネイロ州オルガン山の原産で、クリスマスの頃に花を咲かせます。

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